古代中国では幻の漢方として珍重されてきた「鹿角霊芝(ろっかくれいし)」。免疫力アップ効果のメカニズムを徹底解説します。
鹿角霊芝はサルノコシカケ科のキノコで、日本ではマンネンタケと呼ばれているキノコ。
古来より幻のキノコと呼ばれていた貴重なキノコで、生命力の強さが特徴。
中国医学では不老長寿のための生薬として分類され、日常服用できる万能薬として扱われてきました。
鹿角霊芝はとても硬いので煎じて飲んだり、漢方やサプリメントとして摂取したりするのが一般的です。
近年は日本でも鹿角霊芝の人工栽培ができるようになり、昔に比べて身近な存在となってきました。
鹿角霊芝には、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどのミネラル類や、β-Dグルカンなどの有効成分が多く含まれていて幅広い健康効果が期待できます。
鹿角霊芝は、免疫システムの秘薬。
免疫力を高めると言われるβ-Dグルカンをアガリクスの約3倍も含んでいて、がんの予防への期待値も高く評価されています。
このβ-Dグルカンが免疫力を高めると言われる要因は、ウイルスやがん細胞を攻撃するリンパ球の働きを助けるため。
体の中に侵入した異物を攻撃してくれるので、がん細胞の抑制、生活習慣病の予防が効果が期待できます。
鹿角霊芝は、めまい、貧血、鼻水などの副作用が見られる場合もあるので、体に合わない場合は服用を控えてくださいね。