セレン:魚・貝・ねぎなど

免疫力にはたらく成分として知られるセレンについてリサーチしました。気になる効果や、含まれている食べ物など、基本的な知識をまとめています。

必須ミネラルの1つ、セレンの基本知識

セレンは、昔は毒物とされていましたが、20世紀半ばごろの研究で、人の身体に欠かせない成分であることがわかっています。セレンがどういった食品から摂れるのかというデータは多くありませんが、藻類や魚介類、肉類、卵黄などに多く含まれていることが確認されています。

魚や肉などのたんぱく質と結びついた形で摂取されるのが主で、吸収率も高いため、ふつうの食生活を送っていれば不足することはまずありません。

セレンの主な健康効果

  • 免疫力を高めてくれる
  • 老化を抑えるサポートをしてくれる
  • がんを抑えるサポートをしてくれる

セレンには、活性酸素を分解するはたらきがあります。活性酸素は、体内を酸化させ、さまざまな疾病を引き起こす原因となる物質です。例えば、血管を老化させる大きな原因は、活性酸素であるとされています。「血管の老化」とは、動脈硬化と同じ意味です。動脈硬化により体内の血の巡りが悪くなると、脂質異常症や高血圧、致命的な血栓など、さまざまな生活習慣病のリスクが高まります。

セレンは、こうしたリスクを抑えてくれるわけです。

また、セレンには、免疫システムをはたらきをサポートする効果もあるとされています。具体的なメカズムは明らかにされていませんが、多くの疫学調査によると、がん患者の血中のセレン濃度は、健康な人よりも低いという傾向があるとのことです。

動物を使った実験でも、たくさんのセレンを与えた検体のほうが、がんになりづらい傾向があることをがわかっています。この効果は、乳がん、肝がん、膵臓がん、皮膚がん、食道がん、直腸がんなど多くの腫瘍に確認されており、人間でも一定の効果があることが見込まれています。

ほかの栄養素に比べ知名度の低いセレンですが、体内ではかなり大切な役目を負っている成分と言えます。

セレンが含まれるサプリメント・食材は

セレンを含む食べ物の例

セレンは、魚介類や、牛や豚の内臓に多く含まれています。穀類にも含まれていますが、育った土のセレン濃度に大きく影響を受けるため、安定的に食事からセレンを摂取するような場合には向きません。

ちなみに、セレンの1日の必要摂取目安量は、男性で30マイクログラム、女性で25マイクログラムとされています。セレンを含む食べ物は多く、また吸収率も高いことから、ふつうの食事をしていれば不足することはまずないとされています。

セレンの効果をさらに引き出したい場合は、ビタミンEと一緒に摂取するのがおすすめ。セレンは、すでに作られててしまった活性酸素を分解しますが、ビタミンEは、活性酸素が作られること自体を防いでくれます。そのため、セレンとビタミンEを一緒に摂ることで、効果的に身体の酸化を抑えることができるとされています。

セレンを多く含む食材

  • かつお節
  • たらこ
  • わかさぎ
  • ホタテ
  • ウニ
  • イワシ
  • ネギ
  • 豚レバー
  • 牛レバー
  • 鶏レバー
免疫マン

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